チラシ作成時にもさんざん言っていることですが、学習塾における広告物は、「問い合わせをもらうこと」が最大の目的だろうと考えています。
問い合わせをしてくるということは、それなりにはその塾に興味があり、納得すれば入塾を考えているということでもあります。
問い合わせがあれば、対面、電話ならお話する中で、相手の興味のありそうなことを引き出し、体験授業等に誘導しやすくなるはずです。体験授業等をうけてもらえば、その後入塾につながる可能性は非常に高いはずです。
ですので、第一の関門は、「問い合わせをもらうこと」です。
その「問い合わせをもらうこと」に対しては、必ず具体的な商品が必要です。最初にお気軽にお手軽に受けてもらえる商品です。これを「フロントエンド商品」と呼んでいます。自塾のことを知ってもらうための商品で、体験授業がその代表になります。
具体的な提示がないことに対しては、問い合わせのしようがないのです。皆さんも、何かの商品・サービスを購入する際にそういう場面はありませんでしたか?
学習塾の場合、自塾の理念や指導方針ばかり並べられても、問い合わせはできませんよね。一体何を尋ねるというのか?という話になります。
体験授業だったり、テスト前対策講座だったり、短期講座だったり、イベントだったり…何か具体的なものを提示するからこそ、「まだ申し込みは間に合うか?」「どういった内容をするのか?」等の問い合わせが入るわけです。
ウエブ上でもそれは全く同様です。何かのフロントエンド商品は提示していかなければなりません。
理想的なのは、サイトの上部(ヘッダー部等)に、常にそのフロントエンド商品が表示できていることです。
次回、フロントエンド商品の提示の工夫を書きたいと思います。