これは僕自身の方針でもあるのですが、支援したい塾とは、高い教務力を誇り、高い価値を提供でき、生徒保護者に絶大な支持を受けているような塾です。
当然、「安売り」、「キャンペーン」、「無料無料」「割引」で集めるような塾とは別次元です。
そんなことをせずとも集まってくる塾です。
考えてみれば当たり前の話だと思うんですね。サービス業である以上、サービスの品質が悪けりゃ評価されないし、お客さんを集めようとしても無理がある。口コミも紹介も広まらず、必然的に無料化していかざるを得ない。
そんな塾を支援して何か価値があるのか?と思うわけです。
ただ、高い価値を提供しつつも伝え方が悪かったりして上手く世の中にその価値を認識させられていない塾があります。そういった塾を支援たいのです。
良いものは世に出てちゃんと評価されるべきだし、そうでなければ、市場から退場するのもやむを得ないことです。
そういった意味から、学習塾集客研究会では高い価値を提供している塾さんだけに限定しています。金を払えばどんな塾でも加盟できるようにはしたくありません。
サービスの中心となる授業の品質はどうか?
生徒保護者とのコンタクトはどうか?
授業以外のサービスの品質はどうか?
塾長の考えや行動力はどうか?
等々、ある一定水準を満たす塾を対象に、より効果的な募集方法の提案だったり、サービス内容の改善を提案をしたりしているわけですね。
怖いのは自己満足ですよね。
うちは高品質、ハイレベルな授業をしていると思い込んでいる人がいますが、それってどこで判断したのでしょうかね? そう思い込んでいても実際は並レベルだったりすることも多いわけで。
「こんなに高いサービスレベルなのになぜ集まらないんだろう?」
「いやいや、並ですから」って言わざるを得ないことも多いです。
品質の高いレベルの塾ばかりが集まると、話している内容も高品質な内容になります。「無料でなければ集まらないよね」などという会話は皆無です。
むしろ、値上げする話の方が一般的です。満席になって次どうしようか?という話題の方が一般的です。
それに刺激を受けてまた自塾も高品質で価値のある塾作りをして行こうと思えるわけですね。
プラスプラスの連鎖です。
コロナ渦で業績を落としている塾もありませんし。強い支持を受けている塾ならそれが当然なんですよね。
規模は様々です。拡大路線をとるのか一か所集中路線をとるのかも、それぞれ違います。家塾もあるしアパート塾もあります。複数の社員がいる塾もありますし塾長さん一人だけの塾もあります。形態はそれぞれです。
共通しているのは、高い価値を提供しているということです。学習塾が存続できる最低条件と言っても良いでしょう。それを満たしていないのであれば、もはや存在意義はないんですよね。
当たり前すぎるほど当り前のことでしょう。
「これは無料にしよう」「どんな割引キャンペーンが良いのか?」
そんなこと考えていて楽しいですか? 僕はうんざりするんですよね。そんなことしなくても高い価値を提供できていれば集まるのは分かっているんですからね。