うちは個人塾だから大手塾よりは安くしなければならない、という趣旨には大反対ですね。
なんで安くしなければいけないんですか?
よく大手塾の批判をしたりするのを聞いたりしますが、大手塾より安いというのは、大手塾ほどの価値はないと言っているのと同じではないんですかね?
何でもかんでも安いのが良いのでしょうか?
それなりの割合で、「安いのは嫌い」「安い塾には行かない」という考えの人たちもいます。良いものは値段もそれなりにするものだという価値観がついている人たちですね。
いやそれ以前に、そもそも塾の授業料などは気にしていないレベルの人たちもいます。
「この辺の地域の人たちは安いのが大好きで、高いと来ない」という反論もあったりします。
違いますね。「高くても価値のある塾を探している人」がその塾には来ていないだけの話です。
考えてみればすぐに分かりますよね。突発的にその地域だけが、安くなければ来ないというわけではないはずです。
良い指導をしてくれるのだれば高くても結構という思いを持つ人たちの支持を受けられていないのです。
同じ地域で安い授業料設定をしていた時期と、思い切って高く設定したときでは、顧客層がガラッと変わったという話は、あちらこちらに溢れています。
安くしないと集まらないと嘆く前に、真っ当なサービスを提供する方法を考えた方が良いですよ。
授業がうるさいとか…まあその辺のレベルになると、もはや論外ですよね。そんな塾が溢れているので静かな塾になるだけでも大繁盛ですもんね。
レベルの低い話です。そんなところでは勝負したくないもんです。