◆ チラシを読んでもらう相手を絞り込んで、その人を念頭に
フロントエンド商品を提示し、問い合わせをもらうことに徹する
というお話を前回しました。
◆ 媒体
普通、折り込みチラシと言えば、新聞を想定してることが多いです。
ところが、新聞の購読率は下がってきており、ただでさえ薄い反応が
益々低下気味にある…というお話はよく伺います。
最近では、各家庭に投げ込まれるタイプの地域新聞的な媒体、例えば
リビング新聞などが有名ですが、そういった媒体の方が反応が良いと
も言われています。塾長さんたちの実感として。
皆さんの地域には、そういった媒体がありますかね?
各地域で名称は異なりますが、家庭投げ込み型=ポスティング型の
媒体があるかと思いますので、媒体を変えてみるというのも一つの
方法かと思いますよ。
◆ 日経新聞
日経新聞を使う塾さんもありますね。日経新聞は会社が取っている
ことも多いですし、一般家庭でとっている場合は、比較的生活に余
裕のある家庭であることが多いですね。
ですので、そういった層をターゲットに入れるわけです。
それはそれで良いと思います。同じ枚数であっても取っている家庭
が少ない分、広域に行き渡ります。今まで広告をしていなかった地
域からの問い合わせも入ります。
が、その反面、問い合わせ件数としては伸び悩むことも多いようです。
やはり、家庭での部数が少ないせいかと思われます。
◆ ポスティング
自力で、或いは、業者に依頼してポスティングを行うということです
が、地域の家庭投げ込み型新聞と同様に、ポスティングもそこそこ
反応はあるようです。
自力でする分には、労力が必要なだけで、印刷費以外の費用はかかり
ませんので、予算的に厳しい塾さんは積極導入してほしいです。
業者に依頼する場合、心配なのはちゃんと配布してくれるだろうか?
という点ですよね。配布業者を変えたら問い合わせが増えた、という
事例も時々聞きます。実態がよく分かりませんよね。
以前、確認したことがあります。ちゃんと約束通り配布しているか否
か、確実に分かる方法は無いらしいです。困ったもんです。
信頼できる業者を選ぶしかない…ということでしたが、まあ、それが
一番難しいですよね。
◆地域ごとに
上記で書いた中で日経新聞はともかく他の媒体を使う場合、小ロット
になることも多いかと思います。3000枚ぐらいまでとかの。
であれば、その地域ごとに原稿を作り変えるのも一つの方法です。
A地域には、A中学校用のフロントエンド商品を…
B地域には、B中学校用のフロントエンド商品を…
エリア指定ができる場合も多いですから、そのメリットは生かしたい
ですよね。
◆ 校門配布
行って欲しいです。
なんせ、最も反応率が高い、無駄が少ない、効率が良い方法ですよね。
配布する相手は100%対象者でしょう?
そりゃ、学力層や何やらで入塾対象内かどうかはありますが…
校門配布なら100枚配って1件の問い合わせ=反応率1%可能ですもんね。
他の媒体ではそこまで行きませんもんね。
これからのシーズン、校門配布最適期じゃないですか。卒業式、入学式、
入試、合格発表、入学予定者対象説明会、保護者懇談会等々。見逃せない
イベント目白押しじゃないですか。
塾長さんたちに話を伺うと、大手塾は来ていることが多いけど中小塾は
まず来ていないと。残念なことです。
忙しい時期ではありますが、募集には外せない時期でもあり、外せない
活動でもあると思いますよ。出かけていきましょうね。