市場が成熟すると細分化します。
ある商品・サービスが世に出て、それが世のニーズと合致していれば、購入・利用する人が増えます。
お客さんの絶対数が増えれば、様々なニーズが出て来て、企業はそれに応えようとします。
他の会社がやっていないものを提供するようになります。細分化していくわけですね。
塾業界はすでに十分成熟しています。し過ぎるほどです。
なのに、細分化できていない、つまり、
・自塾の立ち位置=ポジショニングが明確でない塾
が多いように感じます。
何のための塾なのかはっきりさせてください。
成績を伸ばす塾…?
…まあ、そりゃそうなんですが…
誰にとっての何のための塾なのか?ということです。
中学生にとって成績を伸ばす塾…?
…まあ、非常に大雑把に言えばそうなんでしょうが…
もうちょっと絞りませんかね?
固有名詞で語れませんかね?
◎◎中学とか☆☆高校とか…
どの科目をどのぐらい伸ばすための塾なのか言えますか?
英語に強いのですね?数学ですか?
30点の子が50点になる塾ですか?
100点をキープし続ける塾ですか?
誰にとっての何のための塾なのかが明確にできたら、それを短いフレーズで言ってください。
長々と説明するのではだめです。伝わりませんので。
一瞬で伝えてください。15文字以内で伝えてください。
ポジショニングが決定し、それをうまく短いフレーズで表現できれば、それだけで勝ちですよ…とまでは言いませんが、実際、それだけでも、相当差別化ができているはずですよ。
だって、何も言わない塾が多いですからね。
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