◆裏でやってみて…
実は私も、裏で色々とウエブ上の道具を使って実験を繰り返してデータを
とるようにしているんですね。
裏で、という言い方が変ですか。別に裏稼業というわけではありません。
誰の力にも頼らずに(紹介してもらったり、リンクしてもらったりせずに)
自分の考え、労力だけでネット上の道具を使って、果たして生徒募集は
できるのか?という実験を某塾さんの募集を通してやってみているのです。
使ってみたのは、フェイスブックページ、ライン@、ランディングページ
などです。ブログはもちろんのことです。一部ちょっとだけですが、CMSも
使ってみました。
保護者をターゲットにしていたのでツイッターは外しました。
「ブツ=コンテンツ」が無いので、インスタグラムとユーチューブも
外しました。
お金はほとんどかけていません。
お金をかけなない代わりに労力をかけたんですね。
ブログの更新は週に2回~3回程度をずっとコンスタントに。
いくつかのキーワードはある程度意識しながら。
チラシ、地域紙他の紙媒体は一切なし。
塾生からの紹介は除いて。
ウエブ上の道具だけで生徒は集まるのか?
◆ 広告宣伝費ほぼゼロ。一部ネット上の広告を実施したので年間3万円程度
かけましたが、一般的な広告費から言えばゼロ同然と言って良いでしょう。
都市の規模、教室自体の規模(母数)にもよりますが、塾長さん一人だけで
経営しているような塾であれば、ネット上の活動だけで年間20~30人の
問い合わせならまずまず良さそうな数字ではないですかね?
月平均2人ぐらいならコンスタントに問い合わせがくるということです。
それにプラスして新学期とか夏期前なんかだと上積みがありますからね。
◆ チラシだとどうでしょうか?
問い合わせを例えば30件獲得するには、何枚チラシを入れる必要があるで
しょうか? 反応率が異様に高くて0.1%だったとすれば、3万枚ですか。
う~ん、最近は3万枚で30件の問い合わせはちょっと考えにくいですよね。
どんなに良くて6万枚ぐらいかな?。
6万枚入れるとなったらどのぐらい掛かりますかね?
安くても30万円ぐらいはかかりますよね。
その30万円を使う代わりにブログ更新に労力を注ぐわけですね。
◆ 新聞通信調査会というところが発表している数字によると、新聞の購読率
40代で2018年には約58%になっています。2011年には約85%だったようです
ので、凄まじい落ち込みです。
30代で42%です。今後、保護者世代のメインである30代が現時点でこの購読
率です。彼らが40代になれば購読率は上がるでしょうか?
上がりませんよね。むしろ、ますます下がるだろうと思われますよね。
チラシの反応率が悪いというのは、書き方が悪いとかタイミングが悪いとか
いう以前に、そもそも届いていないとも言えますね。
まあ、それでもやらざるを得ない面はあるでしょうけど。
以前は、住民票を調べてDMを送るという手法がありましたが、それは既に
ほぼ絶滅しています。
小さなことを言えば、電柱に捨て看板を立てかけるというのもありましが、
それも絶滅しています。
新聞折り込みチラシもそういった方向性にあるかもしれませんよね。
怖いですけど。
◆ 新聞折り込みチラシもやる、ポスティングもやる、校門配布もやる、
紹介カードも配る等々、オーソドックスな集客活動はやるべきでしょう。
今後はそのオーソドックスな集客方法の一つにウエブ集客が入らなければ
ならないと思いますよ。
ですので、早くウエブ活用で直接生徒募集に生かしていきましょうね。
◆ 相談会受付しています。