6月1日のセミナーでは、私が「ウエブ集客」に関してお話しします。
その前段階として、お伝えしておきたいことがあります。
割と精魂込めて書きました。
ぜひじっくり読んでいただきたいと思います。
個人塾が、主に小中学生を集めるという前提で書いています。
ウエブ集客とは
ウエブ集客とはブログ集客のことです。
まず、これをウエブ集客の核としてください。
SNSはどうするのか?
それは後でお伝えします。
まず、ブログです。
ブログで集客で来ている塾はたくさんありますし、私自身が経営している塾でも、ブログ集客で年間100件以上の申し込みを獲得できています。
ブログを書いているだけで、集客には困りません。
ブログの役割1
なぜブログが有効なのか?
一言で言えば、SEOに強いということです。
ブログというのは、「ストック」になります。
記事を貯め込むということです。
貯め込んだ記事は、自塾にとって宝物です。
SEO対策を強化してくれます。
何年も前の記事が検索で出てくる、という経験は皆さんもしたことがあるのではないでしょうか。
ブログ記事は新しい方が有効なのですが、それでも過去の記事も検索で出てくる。
ストックできているわけです。
塾を探す親御さんは、友人知人に尋ねることもあるでしょうが、その一方で、検索を掛けることも今では一般的です。
そこで、自塾が検索結果上位に出てくれば有利ですよね。
その検索結果上位に出すための大きな要素がブログだというわけです。
塾を選ぶ際、探すのは親御さんのことが多いです。
通うか否か決定するのは子どもさんのことが多いです。
ですので、まず、親御さんに自塾を見つけてもらわなければなりません。
そして、興味をもってもらわなければなりません。
必然的に、ブログは、親御さん向けに書くことになります。
自塾にとって理想とする親御さんを想定し、その人に向かって書くつもりで。
ありがちなのは、「こんな子はダメ」的な内容ですね。
言いたい気持ちは分かりますが、それよりは「こうすれば良くなる」という方向性の方が望ましいです。
「ダメだ」と切って捨てるだけでは希望がありません。
ブログの役割2
ブログにはもう一つ大きな役割があります。
それは、ファン作りです。
大きな役割というか、このファン作りのためにブログを書いていると言っても良いです。
ファンになってもらうには、どんな記事を書けば良いか?と考えれば、前述した「切って捨てる」だけでは不可能だとお分かりかと思います。
ファンを増やすには、共感と納得です。
「お子さんはこんな感じになっていませんか?こんなこともしますよね」
→そうそう、うちの子、こんな感じ。
「そんな場合、こうすれば良いと思いますよ。他にこんな方法もあります」
→あ~なるほどね。
簡単に言うと、こう記事が望ましいわけです。
そして、「この先生(塾さん)、良いこと言うな。面白いな。役立つな」と思ってもらえれば、ファン獲得です。
現実問題、全ての記事をこれで通すわけにはいきませんよね。だから、月に2本~3本でも良いので、それを狙って書いてほしいと思います。
また、塾に求められることを書いているのかの確認もしてほしいです。
せっかくファンになってくれても、塾として期待してみているのに、「我が子の教育、成績向上、生活態度改善など」につながらない記事ばかりであれば、期待外れになってしまいます。
お知らせばかり、売り込みばかり、も残念な記事です。お知らせだけでは、読んでいる人の心は動きません。
売り込みはあっても当然良いのです。言ってみれば最後はそのために書いているわけですから。
ただ、売り込みだけになってしまうのが残念だということです。
ファンになっていないどころか、どんな塾(先生)なのか分からない状態で売り込まれても、買えるわけがない。特に、大切な我が子の学習面を託すわけですから、慎重にならざるを得ない。
適当に買うような商品もありますが、塾は適当には選ばないはずです。
我が子を預けるのに信頼できるか否かを入念に確認するはずです。
その信頼を獲得するのがブログ記事だということです。
だから、ブログは、生命線になりますよね?
ブログを継続的に書いているうちにアクセス数が増えてきました。
SNSのアクセス数、フォロワー数も増えてきました。
理想的な傾向です。ファンが広がっているという証拠です。
フロントエンド商品
そして、ファンが広がっているのを確認出来たら、そこにフロントエンド商品の投入です。
いきなり入塾しませんか?とばかりに入塾を売る人もいますが、それはなかなかハードルが高いです。
ブログやSNSやサイトを見て、すぐに入塾を決めてもらえるほど甘くはないです。
ただ、問い合わせはもらえます。
それがフロントエンド商品です。
入塾を売るのではありません。
フロントエンド商品を売るのです。
フロントエンド商品とは、自塾へのコンタクトをもらう取っ掛かりです。
問い合わせをもらう軽めの商品です。
例えば、車の試乗会です。
例えば、住宅の展示場、モデルルームです。
高額なものは一発で決めることは難しいですよね。だから、お試しがあるわけです。
これは集客に置いては王道です。
塾もやはり高額になりますので、一発では決めにくい。だからこその、フロントエンド商品なわけですね。
体験授業が代表的ではありますが、それ以外にもたくさんあります。
それらのフロントエンド商品をブログ記事などで告知するわけです。
0→1を達成するわけです。
問い合わせすらもらえれば、その後の体験授業や講習会などにはつながりやすいでしょうし、入塾にもつながる可能性は高いことと思います。
ならば、フロントエンド商品を売るべきではないかと思うわけですね。
親御さんの役に立つブログを更新して、ファンを拡大して、そこにフロントエンド商品投入
これが塾における王道だと思います。
継続
ブログは継続しなくてはなりません。
たまーに更新する程度ではファン獲得にはなりませんよね。
ブログを書こうと思ったら書くのではありません。気合で書くのでもありません。
習慣で書くのです。
なかなか難しいですか?
そうですよね、難しいですよね。
だからこそ、それができる塾が生き残れるわけです。
皆さんの周りの、そこそこ調子の良さそうな塾さんを見渡してください。
ほぼ例外なく、更新を続けていませんか?
週に3本でも書こうと思えばそれなりに労力は使いますよね。
大変ですよね。
誰でもできることではないかもしれません。
でも、できる人はいるんです。
できる人というか、やると覚悟を決めて実行している人と言った方が良いかもしれません。
ゴールからの逆算
問い合わせをもらう。本当のゴールは入塾ですが、一旦ここをゴールとしてください。
そのために、フロントエンド商品を提示する。
そのために、ファンを拡大しておく。
そのために、親御さん向けのブログ記事の更新を継続する。
そのために、ブログ記事のネタを集め、更新を習慣づける。
ゴールから逆算して言うと、こういうことになりますね。
そして、更新していれば、ストックが増えるので、割と自動的にSEO対策にもなってきます。
あと、SNSの話がありましたね。
これは、拡散ツールです。
ブログ記事を更新し、その更新をお知らせするというイメージです。
集客の核ではありません。補助ツールです。
ここまで納得していただけたでしょうか?
私が考える、「個人塾の、今の時代のウエブ集客」の概要です。
この続きをセミナーでお話したいと思います。
誰でもできる20の小技
ここまで理解していただいた上で、どうせやるなら、多少なりとも効率が上がる方が良いですよね。
アクセス数1000件に1件の問い合わせよりは、500件で1件の問い合わせの方が良いはずです。
そのために、小技が必要になってきます。
それをセミナーでお話します。
誰でもできる小技に絞っています。難しい知識は必要ありません。
タイトルタグとかメタディスクリプションとか専門用語も使いますが、それらも、ちゃんと意味と使い方を説明します。
これらの小技を使えば、反応率が、0.数%上がってきます。
そんな僅かなのか・・・と思われるかもしれませんが、0.1%でも上がれば随分違ってきますよ。
アクセス数1000件に対して1件の問い合わせ→01%
アクセス数1000件に対して2件の問い合わせ→0.2%
=500件に1件の問い合わせ
ということですから。
全然違うでしょう?
誰でもできる小技、でも、皆さん、あまりやっていない。もったいない。
その小技をお話します。
もちろん、「個人の」「学習塾」が運営するサイト・ブログ・SNSという前提です。
ぜひ、お越しください。
懇親会時も含めて、お話しましょう。
6月1日(日)13:30~
東京都日比谷にて
懇親会18:00~20:00
帝国ホテルインペリアルラウンジにて

講演1:
・個人塾のウエブ集客:誰でもできる20の小技
SEO認定コンサルタント 高嶋竜慈
講演2:
小さな個人塾が生き残る経営手法 : 諏訪孝明先生
・ワンンテーマ特化型オンライン塾の立ち上げと運営
・個人塾での大学受験指導
・個人塾塾長のリタイアメントプランニング案
参加費:33,000円(税込み・懇親会費込み)
掲載