学習塾で徹底的に集客を考える、学習塾集客専門コンサルタント。チラシの書き方、クチコミの広め方、地域密着型塾の作り方、など成長率10%を誇るノウハウを提供

学習塾を経営する地域問題

これから学習塾を開業する予定の人はもちろん、現在、経営している人も大いに考えてほしいことがあります。

学習塾を開業(経営)する地域です。物件の話ではありません。大まかに言えば区市町村です。

少子化の影響で子どもの数が減っていることは大いに脅威ですが、それよりも受験がなくなることの方が大いに脅威ではありませんかね?

学習塾のメインターゲットは中学生であることが多いですが、それは高校受験を前提としているわけです。その高校受験が消滅しつつある地域も出てきています。

受験自体はあるけど競争倍率が1倍を割っていて、実質的に受験がないという意味です。

誰でも受験すれば合格できるのであれば、受験熱は高まりません。お金も出しません。だって、何もせずとも合格できるのですから。

この状態は非常に危険ですね。

例えば、その地域で多くの人から評価を受けている上位校の受験が1.3倍ほどになっていたり、どうしても公立高校に行きたいという生徒が受ける高校が1.5倍だったりすると、不合格になる可能性も高まり、何としても合格を……ということで塾通いになるわけです。

どの高校も1倍未満で、受ければ受かるのであれば、なぜ塾に通うのでしょうか?

もちろん、塾側としては合格だけが勉強ではない、高校受験で終わりではない、という思いがありますが、それはあくまでも塾側の思惑です。

受験がない地域での生徒保護者の思いはまた違ってきているはずです。

今までずっと経営を続けてきた地域だから愛着がある。自分が生まれ育った地域だから愛着がある。

はい、もちろんその気持ちは分かります。全く否定はしません。

でも、学習塾の経営でやってけるかどうかはまた別問題です。

今後、生徒の数が増える可能性は、ごく一部の地域を除けばほぼゼロです。まだまだ減っていきます。しかも、生徒が少ない地域ほどその現象速度は速いのです。

あと何年か頑張ってみる、ギリギリまで続けたい……大変恐縮ではありますが、間違いだと思います。

次の展開を考えるときは余裕のあるうちにすべきなのです。余裕がなくなると切羽詰まって判断が狂うことも多くなります。安定した精神状態の段階で、「次」は考えておくべきです。

愛着もあり、理想もあることと思いますが、食っていく方が先です。生き延びる方が先です。

高校受験がある地域で、点数を伸ばすこと合格することを熱望している生徒がいる地域で、学習塾は経営してください。

まずそういった場所で成功することが先です。

これから開業する人は、開業する地域を十分に吟味してください。高校受験が成り立っているかどうか、です。開業前なので開業場所も自由に選択できる段階です。テナントや何かを契約する前にご相談いただければ幸いです。もう契約してしまったら動きにくいですからね。

高校受験がなくなってきている地域の人は、受験がある地域で経営をしていってください。

既にいくつかの塾さんでは、受験がなくなった地域→受験がある地域 への移転をしております。それを当方からもお勧めしております。

移転はすぐにはできません。2年ぐらいかけてやっていく必要があります。移転後も、現在の塾生に対する指導はできるだけ継続できるようにしなければなりませんしね。

もうね、努力でどうにかできるものではなくなってきていますよ。冷静になって考えてほしいと思います。

 



掲載

お問い合わせはこちら