マニアックなネタかもしれませんが、ウエブで集客する際に欠かせないことでもあるんですよね。
タイトルタグについてお伝えします。
タイトルタグって何?
「このウエブサイトは何のサイトなのか?」
をグーグルに伝えるためのフレーズ(言葉)です。
ここを正しくしておかないと、グーグルに伝わらないのです。
グーグルに伝わらないとは、検索しても出てこない可能性が高くなるということです。
例えば、河合塾さんだと
>大学受験の予備校・塾 河合塾
駿台予備校さんだと
>大学受験専門予備校の駿台予備学校【公式】
代々木ゼミナールさんだと
>大学受験予備校の代々木ゼミナール
それぞれトップページのタイトルタグは、そのようになっています。
ここが正しいから、検索してもちゃんと出てくるわけですね。
タイトルタグミス
上記のような大手予備校さんは、サイト作成、運営は業者さんがやっているでしょうから、そのあたりはミスないでしょう。
でも、個人塾さんで自作とか、あまり詳しくない人がつくったものは、タイトルタグにミスというか、意味のないフレーズを入れてしまうケースがあります。
例えば
>子どもたちの無限の可能性を切り開きたい
>「分かるまで」「できるまで」にとことん向き合います
みたいなフレーズを使ってしまうと、大変です。
下手すると、グーグルが塾だと認識しない可能性すらあります。
実際は、サイトの中のどこかに「塾」「予備校」というフレーズは使っているでしょうが、全く認識されないということは無いはずですが、検索には弱くなります。
「地域名+学習塾」で検索上位に出そうと一生懸命頑張っていても、タイトルタグが正しくないと報われないことになります。
もし、自塾が「地域名 学習塾」「地域名 個別指導塾」など、狙ったキーワードで上位に来ないということは、そのタイトルタグが正しくない可能性があります。
もちろん、それだけで決まるものでもなく、他にも要因はありますが、まずはそこを疑ってみることからスタートです。
タイトルタグ確認
先ほど、大手予備校さんのタイトルタグを書きました。
これは特殊能力があるからできるのではありません。
もちろん、不正をしたわけでもありません。
誰でも見ることはできます。
簡単に一瞬で確認することができます。
当然、どんなサイトもできます。
皆さんのサイトも私は確認することができます。
「私が」というより、「誰でも」と言った方が正解ですね。
確認方法
以下の手順で確認できますので、ぜひあちらこちらのサイトのタイトルタグを確認してみてください。
1 サイトを開き、リンクも文字も何もない部分にカーソルを合わせて右クリックしてください。
2 「ページのソースを表示」が出てきます。クリックしてください。
3 英文字や記号が並んだページが表示されると思います。
4 その中で<title>★★★</title>に囲まれた文字を見つけてください。★★★の部分です。
5 英文字や記号が多すぎて見つけられない場合は、コントロールキーを押したまま「F」キーを押してください。
すると、検索窓が出てきますので、そこに「title」と打ち込みましょう。
自動で探してくれます。
<title>★★★</title>
★の部分がタイトルタグです。
見られましたか?
サンプル
私企業さんのタイトルタグを表示するのはちょっと抵抗があるので、全国学習塾協会さんのサイトをお借りします。
以下、トップページをのソースを表示させ、検索したところです。
簡単にできるでしょう?
自塾の確認
タイトルタグの確認ができるようになったら、自塾のタイトルタグを確認してみてください。
タイトルタグがどうであれば良いのか?
塾として保護者に伝えたいこと、ではありません。
・塾であること
・塾の特徴
をグーグルに伝えるという狙いと共に使うべきは
保護者が塾を探すときに使うフレーズです。
ここですよね、ポイントは。
だから、
>子どもたちの無限の可能性を切り開きたい
では、グーグルが塾だと認識しない可能性がありますし、そもそも、そんなフレーズで保護者は塾を探していない、はずです。
どの保護者も、我が子の無限の可能性は切り開きたいことでしょう。
塾の指導指針としてそれを持ってくるのも全く否定はしませんよ。
ただ、そんな言葉で検索はしないでしょう? ということを言っているのです。
もっと「身近で」「具体性のある」フレーズで検索するのではないでしょうか?
自分の検索時
いざ、自塾(自分のビジネス)になると、分からなくなったり迷ったりしますよね。
考えるヒントとして、お勧めしているのは、皆さんが病院を調べる時です。
どう検索しますか?
>一生元気でいられる体作り
みたいな検索はしないですよね。
「一生元気でいられるようにする方法」は、検索するかもしれませんが、それは病院の検索ではありませんよね。情報を得ようとしているだけですよね。
病院探しは、例えば、
「地域名 内科」
「耳鼻科 女性の先生」
「眼科 駐車場 広い」
「胃カメラ 苦しくない 地域名」
「〇〇駅近く 頭痛」
みたいな感じじゃないですか?
「身近」であり「具体性」がありますよね?
そういうことです。
じゃうちは?
じゃ、うちの塾はどんなフレーズを使えば良いのか?という疑問になると思います。
今、この場でお応えはできません。
だって、1塾1塾全部違いますから。
というか、同じであるわけがない、です。
もう個別にご相談に応じるしかないです。
ただね、
地域名(〇〇市 など)
と
塾だと分かるフレーズ(~塾 or 予備校)
は必須です。
塾名に「塾」とついていなくても、タイトルタグには「塾」と入れて下さい。
なぜか?
上記で説明した通りです。
塾を検索する際、
「ゼミナール」「セミナー」「ゼミ」「スクール」「学院」「学園」「学舎」等々・・・とは検索しないからです。
「塾」は「塾」として検索するのです。
塾名を変えろと言っているのではありませんよ。また、タイトルタグに「〇〇セミナー」などの塾名を入れるな、と言っているわけでもありませんよ。
タイトルタグの中に「塾」というフレーズを入れて下さいね、と言っているのです。
長くなりましたね、続きます。