タイトルタグは、
・グーグルにどんなサイトなのかを伝えるためのフレーズ
であり、
・保護者が塾を探す時に使うだろうと思われるフレーズを入れる
というお話でした。
こちら側が「言いたいこと」ではなく、探されるキーワードということですね。
タイトルタグの修正
タイトルタグを修正する場合、どこをいじれば良いのかは、サイトによって違うので、何とも言えないのですが、たいていは「設定」のところにあると思います。
一度確認してみてくださいね。
その際には、「地域名」「塾」の二つは最低入れておきましょうね、というお話もしましたね。
塾名に「塾」とついていなくても「塾」と入れて下さい。
文字数
タイトルタグは何文字入れれば良いのか?
書くだけなら、多分、何文字でも書けるはずです。
尚且つ、書いても別に構いません。
が、一応の目安としては、25~30文字程度をお勧めします。
また「|」等で区切った「単語の羅列」が基本です。
文章ではありません。
これはSEO対策もあるのですが、クリック(タップ)してもらうのに有効か否かというお話でもあります。
何かを検索して結果を出してみてください。
途中でフレーズがカットされているサイトもあることが分かると思います。最後が「……」で終わっているサイトです。
タイトルタグにたくさん文字を書いても25~30文字以上は表示されないということです。
そして、検索結果を見れば分かる通り、できるだけ左の方に重要なフレーズが並んでいる方が目に付きやすいですよね。
本当は「個別指導塾」だと伝えたいのに、そのフレーズが後ろの方だと「個……」みたいに表示されないで終わってしまう可能性もあります。
検索種別
普段、あまり意識はしてないかもしれませんが、検索は2種類あります。
一つは指名検索です。
「〇〇塾」とダイレクトに塾名を入力して検索するタイプです。
既に「〇〇塾」のことを知っている状態の人が、「〇〇塾の何かを知ろうとして」検索しているわけですね。
これはSEO対策云々考える必要がありません。
トップに表示されるのに決まっているからです。
もしトップに表示されないのであれば、サイトの作りが何かおかしいはずです。
点検が必要です。
今、ここで説明しているのは「情報検索」というか、「塾探し検索」というか。
「どこか良い塾ないかな?」と塾を探している人に対して、上位表示させるためのスキルに関してです。
SEO対策というのは、基本的にそのために行う対策です。
保護者想定
ですので、保護者はどんなフレーズを使って検索しているのか?を想像する必要があります。
大事なのは、「保護者が」です。
塾における集客の基本的な流れは、
・保護者が塾探しをする
・通うか否かは子どもが決定する
ことが多いはずです。
まずスタートは保護者です。
だから、塾探しをする保護者の検索意図を考えなければなりません。
それともう一点、重要なのは、保護者は「塾業界の人ではない」という点です。
どういうことか?
塾業界の中で一般的になっている用語でも、一般の保護者がそれを使うかどうか分からない。むしろ、使わない用語も多い、ということです。
代表的なのは
・演習
とか
・自立
という用語です。
これは、塾業界の中、指導する側が使うようになった言葉であって、保護者はあまり使わないでしょう。
だから、「〇〇市 自立型塾」というキーワードを設定してもあまり効果がないということです。
念のため、つけ加えておきますが、「そういうフレーズをタイトルタグに使ってはダメ」ではありません。
使っても良いのですが、SEO対策に有効なフレーズをメインにしてほしいということですので。
お勧め
今までの話をまとめますと、SEO対策として、タイトルタグに使うべきフレーズは
グーグルにどんなサイトなのかを伝えるフレーズ
・親が塾探し時に使うフレーズ
・業界用語ではないフレーズ
・地域名を表すフレーズ
・具体性のあるフレーズ
なんですよね。
なかなか難しいお話になってきたかもしれません。
まず、地域名は決定してください。
〇〇市 〇〇区 等
あとは、
・個別指導orクラス指導
・受験校名→★★高校等
・科目名
・「〇〇市 〇〇区」からもう少し絞った地名→駅名など
などの組み合わせが良いかと思いますよ。
その地域、塾の状況によって異なります。
そうそう「塾」も必要でした。
個別指導塾とか、受験専門塾とか、どこかにくっつけてください。
第2回目で言おうと思っていたことまでたどり着けませんでした。
ですので、第3回に続きます。