ポイント:入塾なんか売らない
「入塾生募集」って書けば、入塾しますか?しませんよね?
であれば、なぜそんなことを書くのでしょう?意味がありませんよね?
やはり塾に通うというのは、それなりに覚悟が必要なものです。
費用はもちろんのこと、塾に関わる送迎などの労力や時間も必要になってきます。
入塾の壁は、塾側が思っている以上に高いのではないかと思うのです。
ですから、いきなりチラシで「入塾しませんか?」と語られても、はいそうですか、というわけにはいきません。
では、何をすべきなのか?
チラシで売るのは、フロントエンド商品です。
フロントエンド商品とは、自社の顧客になってもらうために、まず最初に購入してもらう商品と言うことです。
入り口です。自塾を知ってもらうための商品です。
体験授業なんかはその代表でしょう。正確には無料でやっている塾が多いので
商品とは言えないかもしれませんが。
そんなのでいいのか?という想いがあるかもしれません。
いいのです。
だって、フロントエンド商品を購入してくれる人のほとんどは、結局、入塾するからです。
一度塾の様子を知ることによって、安心することができ、塾選択の際の第一候補になるのです。
ですから、体験授業をはじめ、様々なフロントエンド商品を揃え、自塾の集客の王道を作っていくべきなのです。
集客の王道とは、「うちの塾はこれをやれば集まるな」という計算が立つものです。
しかし、非常に興味深いことに、何が集まるのかは、地域や塾によって全然異なるのです。
ですから、まずはあれやこれや試してみて、自塾に合った方法を見つけ出す必要があると思います。
そうなると、集客のためにもそれなりに労力を使わなければならなくなる、ということになります。
結局、マメで手数足数が多い塾が有利に立っていくというのはそういった理由によるものだと感じるのです。