学習塾開業への道のり
開業したいと思ったらまず当方にコンタクトをとる
テナント、教具、リース等の契約をする前にコンタクトをとってください。
何か契約をしてしまうということは縛りが多くなり、自由度が狭まります。
それよりも前にすべきことはあります。
塾長さんの経験、作りたい塾、開業予定地、ご家族の状況等を伺った上で、一緒に成功できる塾を模索していきましょう。
最初は、小さくても良いのです。但し、とんがった鋭い塾を作ります。
相談の上、塾のポジショニングを決定する
どんな塾なのか?どんな特徴を持つ塾なのか?そして、誰のための塾なのか?
を相談の上決定していきましょう。
既にご存知の通り、塾というのは非常にたくさんあります。
他にはない塾を作らないと市場に埋もれたままになってしまいます。
まずは塾長さんが作りたい塾を語ってください。
それを元に、果たしてそれで成り立つのか否か等市場調査をしていきます。
学習塾集客研究会SNSに参加する
当方が運営する学習塾集客研究会の活動の一つにSNSがあります。
Web上の会員専用のコミュニティです。
主催の高嶋が年中無休で1日2本の記事を書いています。
参加している塾長さん達も記事を書いて情報を提供してくださいます。
日々それらを読むだけでも大いに勉強になることでしょう。
Web上のツールを設定する
ブログ、HP等、Webツールを整備していきます。
折り込みチラシ、ポスティング等も重要な宣伝手法ではありますが、Webツールも大いに働いてくれますので、メインの宣伝手法としても良いぐらいです。
検索で上位に表示させるためにも早めに準備をして、日々更新などを進めていきたいと思います。
当方のお勧めする学習塾に見学に行く
やはり現場は大事です。
当方でも口頭ですべきことはお伝えしますが、やはり実際に見ることが最良です。ですので、実際にどんな授業をすればよいのか、生徒にはどう対処していけば良いのか等、流行っている塾の現場をご覧いただきたいと思います。
もちろん、当方にて手配をします。
以上を開業3か月前までに済ませておく
塾のポジショニングに沿った物件探し
塾のポジショニングが決まったらそれにふさわしい立地というのが決まってきます。
人の流れ、安全性、快適さ、家賃等々の条件を勘案して、物件を探していきましょう。
授業の要項の決定
対象の学年、科目、週の回数、指導形態、授業料など具体的な要項を決定していきます。
生徒募集戦術の決定
Web上のツールは既に稼働し始めているので、その検証、及び、折り込みチラシ、ポスティング、校門配布、近隣商店への挨拶回りなど具体的な行動に基づいた宣伝ツールを作成していきます。
以上を開業1か月前までに済ませておく
開校に向けた生徒募集戦術の実行
対象とする学校の行事日程に基づき、日々の行動計画を立案していきます。
開業1か月前から継続的に募集戦術の実行を行う。
追記します。
当方が支援する新規開業塾のタイプは次のような塾です。
◆塾長が直接指導すること
塾の強みは人です。人しかないと言っても良いぐらいです。塾長の指導力、魅力次第です。塾長が自ら先頭に立ち、指導を行い、高い評価を得る必要があります。というか成功方法はそれしかありません。
従って、「指導経験のない人間でも簡単に塾を開けますよ」的な道具を入れて出来上がり、みたいな塾は一切支援しません。最初からピントがずれています。
続々と開業、続々と廃業という経営スタイルには賛成できません。
◆ウエブで集めることをベースにする
新聞折込チラシ等の紙媒体も使います。作成したチラシをポスティングや校門配布に活用もします。
が、集客のメインはウエブであると決めて、ウエブでの集客活動を行っていきます。
設定などは、塾長さんが自ら行うか、業者さんにお願いしても結構です。ただ、運営は塾長さん自身が行っていく必要があります。
ウエブ集客がどんどん広がっているにも関わらず、ブログが月に1本しか書けませんって、そりゃ冗談でしょう。成功する土台に乗れてないでしょう。
◆自立型演習塾であること
個別指導塾(1対2他)にも、一斉指導塾にもしません。認めるのは、無学年形式の自立型演習型塾だけです。生徒側にも塾側にも自由度の高い、フレキシビリティの高い塾を作ります。
自ら経営が苦しくなるような方式をとる必要はないでしょう。
◆固定費はかけない
どんなに高くても月額10万円以内です。内装工事しません。内装工事をしなくても済む物件を選びます。
人通りの多い通り沿いの1階に塾を開くのは有利です。それは間違いないですが、家賃が高くなってしまいます。それは避けたいです。
「立地」は多少悪くても、「場所」はある程度こだわりますけどね。交通の便の良い地域の裏通り等は最高でしょうね。
まあそれはともかく、新規開業塾で1年目に何人集めるつもりですか? 今まで勤めていた塾のような大々的な広さが必要ですか? 1年目から50人60人集まると思っていますか? ということです。
固定費をできる限り抑えるのはもう鉄則中の鉄則でしょう。
◆上位層向け
経営を楽に進めていくには、上位層をメインターゲットとすることも鉄則です。(楽と言ってもそんなに楽でもないですが)
あのバカバカしい思考停止型の無料合戦とは一線を画します。勝負の土俵には乗りません。
「何としても上位校」「費用は高くても良い塾」という層を対象にしなければいけません。当然、指導の力量は求められます。結果も当然ですね。
その真っ当な要求に応えていく塾作りをします。
◆少人数でも高単価、高付加価値塾
前述した通り、無料、割引、キャンペーンがあふれている市場には入っていきません。地域で一番と言われるぐらいの高い授業料、割引なし、価値の高い塾にして行きます。
◆広域型集客戦略
ウエブを活用するわけですので、対象は全国にしようと思えばできます。ただ、それはそれでまた非常に多くのライバルとの戦いになってしまい、開業時には不向きでしょう。
市内全域ぐらいを想定していきたいと思います。塾がある地元の子は多くなることと思いますが、その地元の子だけに限らない市内全域から集める塾作りをします。
◆実際これで成功しているわけです。
その他にも細かい設定はいくつもありますが、大きな枠組みとしては、上記の通りです。
無料無料で、無料大好きな人を集める塾とは対照的です。全く逆の路線を行きます。指導能力を正しく評価できる層に、高い指導技術を提供し、期待以上の成果を出す塾です。
集客はウエブでの活動で集まりますから。
そういった塾で成功しようと思う人だけがコンタクトをいただければ結構です。
マンツーマン個別指導、最初の1か月は無料、入塾金無料、新規開校キャンペーン等々、そういった泥沼に入り込みたい人は、どうぞご自由に、ということです。