ウエブ集客のノウハウを身につけることはどんなメリットがあるのか?
コスト大幅減
最近、特に紙が高くなっていますよね。教材も値上がり傾向にあります。
折込チラシの場合、新聞への折込料が高くなっている地域も多いです。
紙媒体広告をメインにしている塾にとっては大きな打撃になるかもしれません。
労力の問題もあります。
原稿作成から始まり、校正や折込地域手配。校門配布にしてもポスティングにしても、紙媒体広告に対する労力はかなりのものになります。
1回の広告費が10万円単位必要になることも珍しくありません。というか当たり前に掛かってきます。
しかも、反応が非常に薄い。
10万円かけて問い合わせ1件では悲しくなりますよね。
ウエブ集客では、まず金銭的なコストは大幅に削減できます。
ワードプレスを使うとしても、サーバー代、ドメイン代合計で年間1万円2万円というレベルです。
時々ウエブ広告を入れることもあるでしょう。
広告の使い方のコツはありますが、年間で数万円程度で済むはずです。
労力も、紙媒体広告の作成に比べればずいぶん軽減されます。Canvaのようなツールも出回っているので、割と簡単に広告用の画像も作れます。
外に出かける必要もありませんし、人員を手配する必要もありません。
広告業者さんとの打ち合わせも不要です。
ウエブ集客で、金銭的コストも労力的コストも大幅に削減できるはずです。
時間の使い方
紙媒体広告にかかわる労力が削減できれば、時間の余裕もできるようになります。
その時間は、本来の業務である「教務関連」に費やすことができます。
授業の準備、予習、教材の研究、教材の準備などに費やす時間は、より良い指導につなげることができます。
保護者とのコンタクトの時間が増える可能性もありますよね。
つまり、塾として本来すべき業務や、生徒保護者に提供すべきサービス内容の充実に、時間を費やすことができるわけですね。
タイムラグの無さ
紙媒体広告だと、広告をしようと思い立ってから、実際に広告が入るまで、たいてい数日はかかります。
下手をするとタイミングを逃してしまいがちです。
生徒募集において、タイミングを逃すことは致命的になりかねません。
それに対して、ウエブ集客の場合、思い立った瞬間に募集を始めることができます。
ウエブ広告を入れる場合も、数時間以内にできます。
もちろん、これは、告知しようと思った時までに、自塾のウエブサイト・SNSをちゃんと運営を継続できていればという前提はありますけどね。
データ分析ができる
アナリティクス、サーチコンソール、プラグイン、サーバーのアクセス解析などで、ほぼリアルタイムで、成果を測定できます。
A/Bテストも簡単に行えます。
過去のデータと比較することも容易です。
どうすればより良い成果につながるのか数字が教えてくれます。
言い換えるなら、根拠のある募集活動になる、ということですね。
そして、リアルタイムで効果測定ができるわけですから、効果の薄い広告は即変更もできます。
つまり、無駄がありません。
データをリアルタイムで見ながら変更が可能ということは、トライ&エラーの回数が増えるということであり、修正を加えながら、良い結果を出すことに結びつきやすくなります。
当然、放置ではダメです。
そして、成果を上げるための数字を把握するためには、アナリティクス、サーチコンソール等の見方を知ることは、当然必要です。
通塾エリア拡大
紙媒体広告では、エリアは限られます。
多くの個人塾では1回あたりの折込チラシは多くても2万枚ぐらいでしょう。
2万枚分のエリア=〇万円分のエリア、ということですね。
エリア外からの通塾生が来ないとは言いませんが、あまり見込めないし、そもそも知らせる手段が少ないはずです。
ウエブ集客の場合、市内全域だろうが県内全域だろうが告知することは可能です。
ただ、注意点もあるのですが、一旦ここでは置いておいて、先に進みます。
通年化
塾というのは、募集できる時期が比較的決まっている業種です。
新年度開始時、長期休暇の前、テスト前後などがメインになることと思います。
逆にそれらに絡まない時期は問い合わせ自体が少なくなりがちです。
かといって、そういった時期に紙媒体広告を使うのは、成果があまり見込めないだけに、積極的にはなれませんよね。
でも、ウエブ集客の場合、通年化することが可能です。
前述した通り、広告費を投入しても大した金額ではありません。
この通年化に関しても、ただ闇雲に告知すればよいというわけではなく、ノウハウはあるのですが、ここでは一旦置いておきます。
通年化できる=いつでも問い合わせを獲得することができるようになる、という点のみお伝えしておきます。
件数の増加
ウエブ集客を行うことで、純粋に、問い合わせ件数は増えます。
単純な話で、露出を増やせば、それに伴い問い合わせ件数は増えるということです。
どんな業界においても、サイト運営をしている人がアクセス数にこだわるのも、結局そういうことですよね。
折込チラシだと、入れた日しかその塾を見ないのに対して、ウエブであれば、日々見せることはできます。
接触回数の増加とも言えます。
もちろん、ウエブサイトを作っただけで増えるわけではありません。
・SEO対策を行う
・ブログ、SNSの更新を行う
・通年化に対応したフロントエンド商品を持つ
・その時期に応じたフロントエンド商品を持つ
等を継続的に実行することは必須です。
小さな塾だからこそ
「うちは小さな塾なのでウエブ集客なんて、とてもとても…」と尻込みする人もいますが、勿体ないなと思えます。
ウエブ集客には大きいも小さいもありません。
というか、むしろ、ウエブ集客の時代になってきたからこそ、小さな塾にチャンスがあると思っています。
前述した通り、折込チラシであれば、結局「金」の力です。
たくさんの広告費を投入できる塾が強いという面はありました。
しかし、ウエブ集客になると「金の力勝負」から「知恵の勝負」「マーケティング力勝負」「ファン作りの勝負」に変わります。
そして、小さな塾でもそれは十分可能になってきます。
いや、もっと積極的に「小さな塾だからこそできる」といっても良いです。
現実問題、早めにウエブ集客に切り替えた塾は好調です。
そこに、塾の規模は関係ありません。
そもそも、大きな塾だけが残る、小さな塾は残れない、というのであれば、今、小さな塾は無くなっているはずですよね?でも、そうはなっていない。
大きな塾でも不調のところはあるし、小さな塾でも好調なところはある。
ということは、規模の問題ではなく、努力の問題ではないかと思うのです。
生き残り
私が、全面的にウエブ集客に移行するようにお勧めしているのは、紙媒体での募集時代が終わって、ウエブ集客の時代に変わったからです。
生き残るためには、ウエブ集客が必須です。
もうやらざるを得ない時代です。
ですので、最大の「ウエブ集客でできるようになること」は、「生き残ること」です。
ウエブ集客ができるようになるということは、ウエブ集客のノウハウがたまるということです。そのノウハウがあれば、新しいことをやろうと思えば、比較的簡単にできます。
応用が利くということですね。
このノウハウの蓄積も大きな財産ではないでしょうか?
地方都市、塾長一人だけ、ウエブ集客のみで、年間100件以上の申し込みを獲得できる塾もあります。
ウエブ集客のノウハウを持つというのは、強いですよね。
それなりの覚悟
ウエブ集客でできることを書いてきましたが、残念ながら、簡単にできるとは言えません。
集客ができるようになるまでに時間はかかりますし、継続しなければなりません。また、知識やノウハウのアップデートも頻繁です。
「一度サイトを作ったらあとは自動的に集まる」的な売り文句も見かけますが、私はそうは思いません。
個人が努力して、生活が成り立つぐらいに集められる程度には甘いですが、放置していても自動的に集まるほど甘くはないと思っています。
学生の勉強と同じですよね。
「これだけやっていれば自動的に成績は伸びる」とはならないじゃないですか。
やるしかないな、と覚悟を決めて取り組める人には、当方が主催するセミナーにもお越しいただきたいと思います。
今回のセミナーも、SEO協会代表鈴木将司先生に講演をお願いしております。3回目になりますが過去2回も大好評でした。参加した全員がリピータになることからも、その有益性は分かると思います。
お話は一般的なウエブ集客ではなく、個人塾における集客のお話にしていただきますので、とても身近に感じていただけることと思います。
どうぞお越しください。