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フロントエンド商品考2

フロントエンド商品に関するお話、第2弾です。

 

第1弾はこちらから

 

 

うちもやってみよう

ある地域のX塾が、★★というイベントを企画し、SNSの広告をやったところ、20人ほど集まったようだ。

SNS広告を入れて、★★というイベントをすれば集まるんだな?

じゃ、うちでもやってみよう。

 

とばかりに、やってみるのですが、全然集まらない。

 

となると、

本当に20人も集まったのかな?

うちはなぜ集まらないんだろう?

のような疑問が出るかもしれません。

 

悔しいですよね。

 

 

その理由

なぜ、X塾は集まって、うちには集まらないのか?

答えは割とはっきりしています。

 

X塾で集まったのは

X塾だから

です。

 

うちに集まらないのは、

X塾ではないから

です。

 

X塾とうちでは、あらゆる前提が異なります

 

★★というイベントをSNS広告で広めた

という表面だけなぞってもダメなんですよね。

 

■地域性が違う

■その地域での評価が違う

■ターゲット層が違う

■塾のポジショニングが違う

■塾の規模が違う

■塾長、スタッフのキャラが違う

■それまでの活動が違う

 

等々、違うことだらけです。

 

 

それまでの動き

常々言っていることがあります。

 

生徒募集する時期に何をやったか?

が大事なのではなく

 

生徒募集する時期までに何をやってきたか?

で決まる、ということです。

 

恐らく、X塾が★★というイベントで20人も集まったのは

 

■それまでにブログ更新などを続けて、潜在的な顧客との関係性を構築できていた

■定期的に広告を出して認知度を高めていた

■既存の塾生保護者の満足度が高く、紹介見込みがたくさんいた

などの要因が背後にあったはずなんですよね。

 

★★というイベントだから集まったというよりは、「集まる土壌を築いたところに、★★というイベントを投入した」、と考えた方が良いでしょう。

 

★★というイベントではなく、◎◎というイベントでも集まった可能性は高いです。

 

だから、「SNS広告を出した」「★★というイベントをやった」ところだけを切り取ってマネしても上手くはいかないと。

 

 

何をすれば良いんだ?

じゃ、うちは何をすれば良いのか?

という疑問になると思います。

 

とりあえず「フロントエンド商品だけ」に関して言いますよ。

 

何をやれば集まるのかは、やってみなければ分からない

というのが結論です。

 

私の方から色々と提案はしていますよ。しかも確率の高いものを。

 

ただ、それが上手くいくか否か、様々な要因があるので、やってみなければ分からないです。

 

前述した通り、他の塾で良かったからと言って、うちの塾で良いとは限りません。

 

でも、考えてみれば当たり前の話ですよね。

 

あらゆる前提が異なるのですから。

 

 

数は必要

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる

ということわざがありますが、実は、集客においては割と本質を言い当てていると思うんですよね。

 

やってみなければ分からないのであれば、色々とやってみるしかないと。

 

前回の記事で、複数のフロントエンド商品を準備する方が良いとお伝えしましたが、その大きな理由がこれです。

 

「下手な鉄砲」の玉を持っておく、ということです。

 

 

あれこれやってみる。

 

手を変え品を変えやってみる。

 

その中から、はまるもの(ヒットするもの)が出てくる、ということです。

 

「手を変え品を変え」の「」も「」もなければ、すぐに行き詰ってしまうでしょう?

 

だから、「」も「」も必要なのです。

複数のフロントエンド商品が必要なのです。

 

 

最初は「下手な鉄砲」であっても、やっているうちに「なかなか上手い鉄砲」になってきます。

 

 

塾に限らない

一般社会でもこれは同じなんですよね。

売れる商品、ヒット商品というのは、実はごく僅かであって、その裏には数えきれないほどの「失敗作」があるわけです。

 

これを言い換えると、「手を変え品を変え」ですよね?

 

上手くいかなくても、くじけず、凹まず、また、次の手を打っていきましょうね。

 

 

一つの提案

また改めて、フロントエンド商品プランを提案する機会もあると思いますが、考え方を鍛える方法を一つお伝えしたいと思います。

 

他の塾でもよく実施している

■無料体験授業

■テスト対策

■季節講習

やらない、と決めてみるのはどうでしょう?

 

学習塾において、これらは3大フロントエンド商品と言って良いでしょうが、それをやらないのです。

 

では、何をすれば良いのか、と考え始めますよね?

 

それが「うちの塾」独自のフロントエンド商品が生み出されるスタートになります。

 

3大フロントエンド商品をやらないと決めるのは「仮」で良いですよ。実際はやっても良いのです。

ただ、それだけに頼っていると思考が広がらないのでね。

 

それらをやらないとすれば何をするか?と考えることが大事だと思います。

 

 

差別化って

「当塾は、ここが他塾と違う」とサイトに掲載する塾も多いようです。

差別化しようとしているのでしょうね。

 

でもね、「ここが他塾と違う」点は、どこもだいたい同じなんですよね。

 

■わかるまでできるまで指導

■保護者への定期的な連絡

■テスト対策無料で実施

■自習室完備

等々。

 

そして、フロントエンド商品も同じ。

 

そう考えると、せめてフロントエンド商品は、独自のものを作りたいですよね。

 

別に難しいことではありません。

前回お伝えしました。

冠をつけるだけでも良いですので。

 

「4日間で1単元を完璧にする数学 夏期講習」

「〇〇高校合格への英語 無料体験授業実施中」

「★★中学のテスト範囲にぴったり テスト対策講座」

 

で、できれば「冠の部分」に、SEO効果が見込めるキーワードが入っているとベストです。

上の例で言うと「〇〇高校」「数学」「英語」「★★中学校」です。

 

もちろん1回書いたぐらいで検索結果上位にくるものではありませんが、常にそういったことも意識しながら書くことが大事かと。

 

 

まとめ

まとめます。

(多少SEO効果を狙った)冠のついたフロントエンド商品を複数準備して、時期に応じて告知していきます。

はずれも多いかもしれないけど、その中からきっと、集まりやすいフロントエンド商品が出てくるはずです。

 

何もかすりもしない、ということになれば、それはフロントエンド商品云々ではなく、他に原因があるかもしれません。

 

フロントエンド商品が

・地域的に

・塾のポジショニング的に

・タイミング的に

マッチしていない…とか。

 

そもそもブログを定期的に更新できていない…とか。

 

 

 

続き「フロントエンド商品考3」はこちらになります。

 

 

 

 



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