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フロントエンド商品考3

フロントエンド商品に関する考察第3弾です。

 

第1弾はこちら

 

第2弾はこちら。

 

今までの主な点をまとめますと

 

■フロントエンド商品とは、生徒保護者にとってハードルの高い「入塾」の前に設定する取っ掛かりやすい商品

代表的なものは、無料体験授業。

 

具体的な商品を提示することによって、具体的な思考を起こしてもらう

 

■冠をつけるだけで他の塾と違う面を見せることができる。

 

■他塾で集まるフロントエンド商品、イコール、自塾で集まるフロントエンド商品ではない。

自塾でのヒット商品を見つける必要がある。そのためには、試行錯誤を繰り返すしかない。

そのために複数のフロントエンド商品を持っておく必要がある。

 

 

ということでした。

 

 

思考を広げる

無料体験授業

季節講習会

テスト対策

あたりが、学習塾における3大フロントエンド商品と言って良いかと思いますが、それらをしないと決めて、それら以外のフロントエンド商品を考えてみることをお勧めします…とお伝えしました。

 

それ以外に、フロントエンド商品に対する思考を広げるためにお勧めしたいのは、

無料をしない

という点です。

 

簡単なところで言いますと、体験授業を有料にすると仮定してみます。

すると、

有料にするからには付加価値が必要なのではないか?

有料にして、満足してもらうためには何が必要か?

等と考えることになります。

 

さらに、サイト上で、体験授業が有料であることを告知するにあたり、有料で納得させられるだけの説得力のある文章を書く必要が出てきますよね。

 

そう考えていくと、体験授業の価値の向上文章力の向上などが見込めるようになりませんかね?

 

それって塾の価値が上がっていると言えませんか?

 

 

有料によって

他に、有料にすることによって、起きる出来事は

・あまり好ましくない家庭を事前にカットできる

ことも期待できます。

 

まあ良し悪しですけどね。

 

と言いますのは、目の前の1人2人、誰でも良いから塾生が欲しいという場合は、そんな悠長なことは言っていられないでしょうからね。

 

でも、そこまで危機が迫っていなければ、大きなストレスを抱えそうな家庭を事前カットできるのは意義があるのではないかと思います。

余計なトラブルに労力を使わずに、教務に専念できるじゃないですか。

 

 

体験授業に限らず、他のフロントエンド商品にしても、有料化するのは、フロントエンド商品の幅が広がる可能性や、塾の価値が上がる可能性もあります。

 

 

1回で集める

新しいフロントエンド商品を投入するにあたり、広告を考える人も多いことと思います。

 

広告自体は全然否定しません。

というか必要でしょうね。

 

「広告を1回やってみたけど、全然集まらない」

というケースもあるかもしれません。

 

そして「このフロントエンド商品では集まらない」と判断を下す人もいることでしょう。

 

でもね、それも何が悪かったのか明確ではないんですよね。

 

フロントエンド商品自体が悪かった可能性はあります。

でも、それ以外に

・媒体自体が良くなかった

・広告の作りが悪かった

・広告の設定が悪かった

・そもそも、問い合わせにつながる閾値に達していなかった

等の原因もあるわけです。

そして、それはデータ上でははっきり分からないことも多いです。

 

だからこそ、色々と手を変え品を変え試すしかないんですよね。

 

 

閾値

閾値という言葉を出しました。

ここでは「問い合わせを獲得するための必要最小数」という意味で使いますね。

 

例えば、

折り込みチラシやポスティングで、500枚入れたけど問い合わせがない…。

というのは言ってみれば当たり前の話で、問い合わせを獲得するのに必要な枚数に達していないのです。

 

1,000枚ではどうか?

めちゃくちゃ運が良ければ1件問い合わせがあるかもしれません。

 

1,000枚で1件の問い合わせということは、反応率0.1%じゃないですか。

普通、問い合わせ反応率0.1%というのは非常に困難な数字です。

だから1,000枚で問い合わせがないというのは、当たり前なのです。

 

ウエブ上でも同じで、広告を見た人が問い合わせてくる確率は、0.1%にはならないはずです。

クリックしてくれる確率は、良ければ3~5%ぐらいにはなりますけどね。

問い合わせまでつなげられるのは、0.1%には届きませんよ。

 

 

設定

だから、フロントエンド商品が良いのか、良くないのか、判断をするためにも、最低でも

・見る人が数千人になるレベルで広告を入れる

地域設定はしておく

ことは必須にしておきたいところです。

 

言い換えると、問い合わせがある前提を作っておくということです。

その上での、フロントエンド商品の良し悪し検討です。

 

 

地域設定をしておくというのは、ウエブ上の広告は何も設定しないと、全国が対象になることも多いからです。

現に、リアル教室通塾型の塾の広告が、全く関係のない地域に入っていることもたくさんあります。

私のSNSにも、とても通えない遠方(他の都道府県)の広告がいっぱい出てくるんですよね。

当然、問い合わせにはつながらないでしょう。

 

地域設定していないと、そのように無駄打ちばかりになってしまいます。

勿体ないですよね。

 

 

広告媒体

私も試しにウエブ広告は入れてみるのですが、私の感覚としては

Facebookページが一番マシ

かなと。

あくまでも、申し込みがあったか否かではなく、見た人がクリックしたか否かの判断ですけどね。

 

Facebookページ広告も、地域設定はできますので忘れずにしておいてくださいね。

 

 

ちょっと詳細は省きますが、グーグル広告だけはやりません。

もちろん広告を出して感触を確かめた上での話です。

 

 

 

最後に

思い立って、フロントエンド商品に関する記事を書いてきました。

 

フロントエンド商品一つとっても考えるべきことは多いですよね。

 

フロントエンド商品1~3の記事を参考にして、自塾にとってふさわしいフロントエンド商品を作っていってください。

 

 

 

 

 

 

 

学習塾コンサルタント・SEO認定コンサルタント・学習塾集客研究会主催・学習塾経営:高嶋竜慈

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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